米寿爺のサトリ日記&『自動書記』&マレーシア体験記

『あなたの与えたものが与えられます。』『心施・智施・物施の順が逆になるとお金の便利さが悪に広がります。』『悟りとは差を取る=比較しないこと』?

霊魂生命の喜びと苦しみ『永遠の法理』(自動書記)&「木之花開邪媛命のお伝え」・信頼について

~霊魂生命の喜びと苦しみ [永遠の法理(自動書記)]~


(前より)今までお伝えしましたように、正しい生き方をするようにと申しましても、人間の欲望はまずなくなることはありません。


自己優先の教育によって、更に強い自己主張の人が増えてきます。道徳教育を受けた人達は小さな存在となり、強度の自己主張を持った勝手な生き方をされる人達が多くなってまいります。


学問をされた方が減り、教育を受けた人達が本流となる時代になってくるのです。


それなのに何故社会の流れを変えることが出来るかお話を致します。


教育を受けた方々とは、一般的には中等教育だったのですが、今は高等教育を受けた方が多くなり、そのために大変に合理的なものの考えをされるのです。
その合理的な考え方の人達が時代の進歩とともに歩んで来ているのです。


近代社会の中での生き方を見るときに、高年齢の方よりも若者たちの生き方のほうが大変合理化されているというのが現実です。そこに変化の出来る要素があるのです。


例えば、政治家たちの裏金も証券会社や銀行などの使い込みも、次々と表面化されて来ましたが、そのような行為で利を得ても本来の利益ではないということを現実の上で知ります。そして自分自身の働きによって得たものでなければ身につくものではないと言うことを自覚しつつあるからです。


昔の諺にあるように悪銭身につかずです。結局身を滅ぼすことになるのです。
もしまれに世の人々に知られず独りほくそ笑んでいる人がいたとしても、その人は記憶の中に自分の行なった事を刻み込んでいるのです。その記憶は肉体の中に記憶されているのではなく、魂の中に刻み込まれているのです。そのため肉体が滅びたときに魂が思い出して苦しみ続けるのです。


仏教の教えの中にある地獄に落ちるとはこのことを指しているのです。


しかし、現在生きている人に、その世界を見て思いだせる人はおりませんので皆さんはあまり信じてはおりません。前にも申し上げたように、人の一生と言うものは肉体を持った半生と魂だけになって次に人間に生まれ変わるまでの半生を合わせて一生と言うのです。


肉体を持っている時に行なったあらゆる行為を、魂となって反省する半生があると言うことに人々は気付いていないのです。


テレビなどで霊の世界をただ不思議な世界として取り上げておりますが、これは不思議な世界ではなく、魂となってあの世に生きる半生を表しているのです。


人間は肉体を持っているときは将来を想像したり夢をみてその夢の実現をすべく実行します。努力しながら実行することで夢の達成が出来るのです。これは肉体と魂の二重体においてはじめて可能なのです。


しかし肉体には限りがあって永久に持てるものではありません。(続く)


肉体生命の半生が終ると霊魂生命の半生が続くのです。霊魂になったときは、肉体生命を持った時に行なってきた自分の行為を一つ一つ同じ年月またはそれ以上の年月をかけて反省するのです。これが本当の姿なのです。


肉体が終って全てが終るのではありません。肉体生命とほぼ同じ期間、霊魂生命が続くのです。


この期間は想いによって過ごす期間ですから極楽や地獄の世界はこの期間に味わうことになるのです。


現世において世の為人の為に生きた人は、反省の記憶に出てくることは良い思いでばかりですので安楽の生活を楽しむことが出来ます。これが極楽です。


人を殺したり苦しめたりした人は、自責の念に苦しみ地獄の世界に生きることになるのです。


また人を騙したり惑わしたりして大金を集め、自分は王様のような生活をしていた人はそのお金が黄金の重さとなりその下敷きとなって苦しみ、性欲に溺れた生活をした人は平均一日16回の性交を義務付けられ、一日も休むことなくその行為を続けることで反省を促されるのです。


近代の人々はこれらの現実を知らされなかったために世の中が乱れてきたのです。


このたびこれらの内容をきちっと公開して、魂の世界をいかにたのしく暮らし次の転生に備えるという道があることを知っていただくことで、皆さんの考え方の変革が出来ると考えました。どうぞ魂の反省があると言うことを理解して下さい。(続く)


【木之花開邪媛命のお伝え】・・信頼について [自動口語]


(前より)皆様もご存知のように世の中が非常に大きく揺さぶられていると申しましょうか、荒れてきております。


国の大事な立場の方々がいろいろ悪いことを行っている事が最近のニュースで多く報道されております。


ということは、そのようなことがどんどん暴露されてきております。


過去には皆様の知らないうちに済まされてきたことが沢山あったのですが、現在は情報網が発達しまして、嘘隠しが出来なくなり、化けの皮が剥げてきたので御座います。


そのために悪事がどんどん表に洗い出され、世の中が少しずつでも正常化されていくので御座います。このような潮流になりますと、今後はわが身にかかってくるのではないかと少しでは御座いますが、身に覚えのある悪業者は減って参ります。


同時に正しいことを実行している人達ももっと出てこなくてはいけないので御座います。


間もなく、正しいもの、正しいものの考え方、正しい生き方をされる方々が優位な立場になり、更に正しい行いをする会社、正しい行いをする組織が世の中に出てくるので御座います。


まだまだ自分の非を棚に上げて、人様の追及をする現状が多いので御座いますが、間もなくその時代も終わり、常に自分の身を律しなければ他人のことを追求出来ない状態となって来るので御座います。


世の中というものは常に有意転変を繰り返しながら進化して参ります。このような現象も時代の一つの流れの過程として繰り返されていくので御座います。それにしてもロッキード事件に始まって、次次と国の大事な立場の方々の犯罪が多くなっているということは誠に嘆かわしいことで御座います。


為政者の立場の方々は、少なくともわが身を律して、それぞれの地方の民衆に選ばれて立派な国土建設のために努力されてきたはずなのですが、いつの間にかお金に負けて、お金の泥沼に入ってしまいました。


そして自分が表に出ずして、部下を影で操っているので御座います。
このような卑怯なことは決して許されるものではありません。これを政治の貧困と申します。


真面目に汗を流して働いている一般国民が何のために頑張って働いているのか、何のために高い税金を納めているのか解らない状態になってきています。


国の政治や財界および証券界などがまったく不信の的になってしまったのでは、みんなの働く意欲まで消失を招くことになるので、非常に困った現象になりつつ御座います。


悪人悪業を積むと申しますが、このようなことがどんどん世界に知れていったときには、世界各国に対して、日本の国の為政の信頼というものがなくなってくるので御座います。


従ってあくまでも正しい行いや正しい生活によって、日々の暮らしをされないといけないのです。
他人は、ばれても自分だけはばれないだろう、自分のやることだけは世間に解らないだろう、といったひとつの驕った考え方がもう通用しないことがはっきりと世の中に具体化してきたので御座います。


これらも良くわきまえて自分の行為が間違いだったということを反省して再起しなければ、この国の将来について信頼を勝ち取って行くことが出来ないので御座います。


お金も大切ですが、人と人との付き合いでも国と国との付き合いでも又会社同士の付き合いでも、すべて信頼が第一でなければいけないのです。肝心なその信頼を失ったときには、いくらお世辞を言っても誰も相手にしてくれないので御座います。


如何に相手を信じ自分を信じて行動できるか、如何に自分達の生活の上において信頼のある行動が出来るかということが大切なので御座います。


人間対人間の信頼によって世の中が構成されないと困るのです。


安心してモノひとつ買えない、安心して食べ物ひとつ口に入れることが出来ないという世の中になったのでは全く生き地獄同様になるので御座います。


この食べ物に毒が入っていないか、この設備機械は三日使ったら壊れるのではないか、この車は何時何処でブレーキが利かなくなるか分からない、というように常に不安感を持った時は、日々が耐えられない苦しみの人生になってしまうのです。


信用され安心して利用していただく、この信頼が如何に大切かということなのです。


それぞれ国の為政者や国の上に立って世界の信用を得るべき人々が、このような行為を繰り返していたのでは、個人の信頼は言うに及ばず日本の信頼まで傷つけてしまうことになるので御座います。


どうぞ皆さんも良く理解されて、あなた方は信頼の上に立つことで安心した生活が出来るということを良く理解して頂きたいので御座います。


昔からお金と信用とどちらが大事かと申しますが、お金で買えないのが信用で御座います。信用さえあればお金はいくらでも都合して頂けますが、信用がなければ如何にお金を積んでも、その信用を買うと言うことは不可能なので御座います。


人間がお互い信じ合うことが如何に大切なものかと言うことを、こういうひとつの事件をきっかけに、良く理解され、あなた方自身もこのような間違いを犯さぬように、社会や世間や近所の人にも信頼されて生きると言うことを心がけて下さい。(続く)