お誘いを受けて入社した会社の幹部は皆さん存じていました。前会社の担当役員が売り上げを上げろと第一目標にしていた会社です。入社後製造担当の勉強をと言われ群馬工場に。もともとそこの製品の原料は前会社の倉庫担当時よく知っていましたので工程もすぐに理解出来ました。

入社1年後に新潟県との話で生産設備をすることになり我が実家と車で３０分の東港工業地帯の３万坪を買うことに。群馬からの社員応援だけでは生産できず募集開始。

一期工事の工場図面の中に昔の神社跡地１５０坪があって地主も多く、当面使わない土地に移転登記しますと県からの話。

当方、実質責任者になっていたので関越道に沿って人材集めをスタート。山形の羽黒高校の創業者を存じていたので学校訪問。そこの生徒さんは神奈川・埼玉・東京方面から入学し寄宿生活ですので社宅を用意して勧誘。

道案内して頂いたホテルの社長がついでに羽黒山に案内するようにと創業者から指示があったそうで山頂へ。神社は修復中でしたがお神籤を記念に引きましたところ巫女さんが大声で大当たりと叫びました。金（めっき）をした大黒様（神道では大國主之命）で大当たりは７年ぶりだったそうです。
隣の売り場ではカラス天狗（仏教では迦楼羅王）の盃。
終わってホテルに着き道を挟んで山頂まで赤い鳥居＝お稲荷さんです。

思い出しました。新宿の霊視実験の絵が現物として目の前に現れたのです。

１９９８年６月２日のことでした。

群馬に帰ったら新潟県庁から神社跡地の正式な図面が届いていました。なんと羽黒山で買った盃とそっくりな感じ。偶然過ぎを超えていました。写真をどうぞ。